投球障害肩

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肩・肘・関節鏡センター

投球障害肩

どんな病気?

野球やバレーボール、テニスなどのオーバヘッド競技において、ボールを投げたり、打ったりするときの痛みに代表されるスポーツ活動時の肩の痛みです。
原因として、関節唇の損傷や腱板の損傷などのように構造的に壊れている場合もありますが、肩周辺の筋肉の乱れや肩甲骨の動きの低下、また体幹、股関節の動きの低下などから起こることがほとんどです。

リトルリーグ肩 左:患側 右:健側(正常)

治療方針は?

それぞれの状態によりますが、スポーツ選手で肩に痛みがある方、特に経験が長い方 は肩に何らかの構造的破綻が起こっている場合があります。しかし根本的な問題は肩以外にあることが多く、肩甲帯や体幹、股関節等を中心にリハビリを行うことで改善することがほとんどです。それでも改善しなかったり、改善が一時的な場合は手術が必要になることがあります。
代表的な疾患は上方関節唇損傷です。関節唇の上の方が痛んでる状態です。手術は関節鏡を用いて行います。傷んだ関節唇を切除し、はがれてる部分は骨に糸の付いたアンカーを使って修復します。
術後の経過も状態によって異なりますが、関節唇の修復を行った場合、約3週間装具を着用し、スポーツ開始は約2ヵ月からです。

上方関節唇損傷MRI

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