最新鋭画像診断装置を用いた高精度がん検診
当院の腫瘍(がん)ドックは、全身のガンを見つけ出すために最新鋭装置を用いた全身MR検査を中心に、臓器・疾患に適した検査を組み合わせ、精度の高いがん検診を行うものです。
受診可能日・・・木曜日(基本)
最新鋭のMR装置では鮮明な全身の拡散強調画像が得られます。悪性腫瘍に対して、拡散強調画像はPETより高い感度で病変を描出できます。しかし、腫瘍の検出において単独の検査では充分とは言えません。最新鋭のMR装置を用いた当院の全身MR腫瘍ドックは、MR拡散強調画像を中心に、臓器・疾患に適した検査法を組み合わせ、精度の高いガン検診を行うものです。
全身MR腫瘍(がん)ドックのご案内
日本人の死因の第一位は“がん”です。ほとんどの方が「がんで辛い思いはしたくない」と願っているものです。がんの多くは早期発見・早期治療により完治します。
当院の腫瘍(がん)ドックは、最新鋭装置を用いた全身MR検査を中心に、臓器・疾患に適した検査を組み合わせ、精度の高いがん検診を行なうものです。
当院全身MR腫瘍ドックの特徴
- 最新鋭MR装置を使用し、PETより感度の高い全身MR拡散強調画像を撮影します。
- 臓器・疾患に適した検査を組み合わせた精度の高いがん検診を行います。
- 経験豊富な放射線専門医が診断し、臨床経験の豊富な担当医による丁寧な結果説明を行っています。
- 発見された病変に対し、精査・治療・経過観察を行っていく万全の体制をとっています。
全身MR拡散強調画像とは
最新鋭MR装置では鮮明な全身の拡散強調画像が得られるようになりました。全身MR拡散強調画像はがんのスクリーニングとして導入が進んでいる最新画像診断法です。
拡散強調画像は水分子の拡散運動の状態を画像にしたもので、細胞密度の高い腫瘍では拡散が制限され、病変部が高信号に描出されます。全身MR拡散強調画像 はPETとよく似た画像ですが、PETと比べ空間分解能が高く、多くの腫瘍でPETより感度が高いことが報告されています。また放射線被曝は全くなく、注 射の必要もありません。拡散強調画像ではがんだけではなく良性病変も描出されてきますが、従来のMRI(T1・T2強調画像)も同時に撮影されますので正 しい質的診断が行えます。
PETと同様、全身MR拡散強調画像はすべてのがんに万能ではありません。たとえば早期肺がんの検出にはCTが優れていますし、早期胃がんの検出には内視鏡が優れています。そこで当院では、臓器・疾患に適した検査法を組み合わせ、総合的に腫瘍の判定を行います。

