近年の高齢化社会にともない脳卒中や認知症の増加が大きな問題となっています。ほとんどの方が「脳の病気で惨めな思いはしたくない」と願っているものです。脳ドックは「脳」に焦点を絞って、その状態を詳しく調べる専門ドックで、磁気共鳴(MR)検査が主な検査となります。症状が現れる前に脳の病変や危険因子を発見し、脳の疾患を予防することを目的としています。
オプション検査 [脳ドックと組み合わせ可能な検査です]
3テスラMR(脳の血管撮影・断層撮影・頚動脈撮影)
これまでは1.5テスラMRが臨床最高装置でしたが、その2倍の磁場強度を有する3テスラ装置が登場しました。3テスラMR装置は大変高価なため、 限られた少数の施設にしか設置されていません。この3テスラ装置では短時間に高分解能画像が得られ、従来の装置より微細な病変の検出が可能となりました。 また脳の撮影方法も増え、より詳細な脳検査を受けていただけます。
- 5,500円(税込)
アルツハイマー病早期診断MR画像解析
以前は出来なかったアルツハイマー病の診断をMR装置を用いて行います。
※脳ドックのオプションです
(50歳以上の方を対象としています)
- 11,000円(税込)
頚部血管超音波検査
近年の生活様式の変化により、高血圧・高脂血症・糖尿病といった生活習慣病が増えてきています。この生活習慣病の根源が「動脈硬化症」で、それが原因で血管がつまり、重要臓器に血液がいかなくなり、重篤な疾患(脳梗塞・心筋梗塞など)を引き起こすのです。したがって、 血管の動脈硬化性変化を早い時期に見つけだすことは大変重要なことなのです。この動脈硬化症を早期に発見出来るのが頚動脈超音波検査なのです。
- 8,800円(税込)
1)頚動脈の血流速の計測
左右の頚動脈の血流速を比較することで、末梢狭窄病変の存在を疑うことが出来ます。
2)血管壁の計測
血管壁の厚みが1.1mmを超えるとプラークと呼ばれ、その大きさにより動脈硬化の程度を判断します。
3)カラー表示
カラー表示することで、より血管壁の状態を観察しやすくします。
4)頚動脈分岐部
頚動脈の分岐部は血流が遅く、プラークの好発部位とされています。
あたまの健康チェック
- 5,500円(税込)