医療法人社団蘇生会 蘇生会病院

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物忘れ外来

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物忘れ外来

  • 日時 : 火・木曜日 午後2時~5時(予約制)
  • 担当 : 生天目英比古(木曜日)、福山秀直(火曜日)

心配ない物忘れとは

誰でも中高年になると脳は徐々に老化し、記憶力は衰え、物忘れが多くなってきます。例えば「人の名前が思い出せない」「前日の夕食に何を食べたか思い出せない」などです。これらは誰にでも起こる加齢に伴う生理的な物忘れで、特に心配する必要はありません。生理的な物忘れでは、体験の一部だけを忘れるのが特徴です。 従って忘れの程度は軽く、落ち着いて考えれば思い出すことができます。このような生理的な物忘れは、脳の中に保存されている情報を、必要に応じて取り出す能力が上手くいかないために起こります。仮に思い出せなかったとしても、それらの記憶は情報として脳の中に保存されているので、情報を教えてもらえば「そうだった」と納得することができます。また本人も自覚があるので、メモにとるなどの対応で社会生活への適応ができます。

病気が疑われる物忘れとは

一方、認知症などで起こる病的な物忘れでは、単なる老化の範囲を超えて急速に進行します。新しい情報を脳に取り込み保存する能力が障害され、その結果見たり聞いたりしたことを記憶に留めておくことができず、体験を丸ごと全部忘れてしまいます。そのため、「食事をした」という経験自体を忘れてしまったり、自分がいる場所や家族が分からなくなったりします。本人に自覚がないことも多く、対策を立てようとしないため社会生活に支障をきたしやすくなります。

認知症をきたす病気について

認知症をきたす病気としては、まず脳梗塞や脳出血による脳血管性認知症があります。ついで脳器質性変性疾患と分類されるアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症などが挙げられます。これ以外でも脳腫瘍、正常圧水頭症、ヤコブ病などの脳の病気、ホルモン異常、腎臓や肝臓の病気、うつ病、ストレスなどで物忘れがおこる場合もあります。

物忘れ外来での診察について

物忘れ外来では、まず問診(身近にいる人から話を聞きます)や認知機能検査(簡単なテストです)をします。さらに脳の画像検査(MRI)・脳血流検査(SPECT)などの認知症画像検査・血液検査・尿検査などをおこないます。これらの結果をもとに、心配のない物忘れか、物忘れの原因となる病気があるのかを総合的に判定します。
多くの患者様はご家族がその変化に気づき受診されていますので、ご心配な状況がございましたら、お気軽にご相談下さい。

物忘れ外来の受診方法

完全予約制ですので、まず予約センターにお越し下さい。受診時に紹介状があれば診察がスムーズに進みます。すでに当院で受診されている方は、主治医に紹介状を依頼して下さい。

認知症画像検査を受けたい患者様に

「まだ物忘れ外来には受診しなくてもよいと思うが、認知症画像検査だけは受けてみたい」という患者様に、検査内容と申込み方法を説明します。放射線科ではアルツハイマー病の早期判定に有用な検査として、頭部MRI検査時に脳萎縮の程度を数値化する画像解析方法(VSRAD法)と、特徴的な局所脳血流変化を発見するRI画像解析方法(iSSP法)とを用意しています。これらは物忘れ外来で行う認知症画像検査と同じものです。これらの検査を希望される患者様は、当院で受診している診療科の担当医師にお申込み下さい。またご自宅近くの開業医の先生に相談すればそこから電話で検査依頼できますのでご利用下さい。

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