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メタストロン注による治療

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メタストロン注による治療

がん骨転移による痛みの治療薬
メタストロン注による疼痛緩和治療をスタートさせました。

当院では放射線科 馬淵医師が窓口になっています。一度お電話ください。
地域医療連携室
TEL:075-621-3101(内線1009) 受付時間 火~土 9:00~17:00

メタストロン注による治療について

放射線を出す性質を持つ元素(アイソトープ)の一種であるストロンチウム89を体内に注射する治療です。この薬は、カルシウムとよく似た性質があり、体内に注射すると骨に集まります。特に骨転移のある部位によく集まり、そこで放射線を集中的にあてることで痛みを取り除くことが出来ます。骨転移の痛みを止める放射線治療の薬、つまり「骨転移疼痛緩和剤」であり、「骨転移治療薬」ではありません。外部照射では困難な多発性の骨転移に効果的とされていますが、近年早期投与が有効であるという報告もされています。

効果

投与後1~2週で疼痛緩和が得られます(遅い例では約1ヶ月程度を要する場合もあります)。効果は約3~6ヶ月持続します。メタストロンの効果を調べた臨床検査では、痛みの軽減が見られた患者様が約6割、痛みの増強なしに鎮痛剤の使用量減らすことが出来た患者様が約4割、痛みの軽減もしくは鎮痛剤の減少のいずれかが見られた患者様が約7割を占めていたと言う結果が得られています。

副作用

約10%の症例で投与後3日以内に一時的に痛みが強くなることがあります。これはペインフレアと呼ばれる現象で、2~5日で痛みは消失します。
最も注意すべき副作用は骨髄抑制で、10%程度の人に起こることがわかっています。

他治療との併用上の注意
  • 外照射との併用は避けてください。(骨折・脊髄圧迫予防の緊急照射の場合を除く)
  • 化学療法後本剤投与を6~8週は控えてください。
  • 本剤投与後12週は化学療法を控えてください。
  • 前立腺癌・乳癌に対するホルモン剤との併用は問題ありません。
  • 本剤投与2週間前からCa剤の投与を中止してください。
生活上の注意事項
  • 投与後1週間(特に2日間)は排泄物・血液・導尿バッグ等の取り扱いに十分注意してください。(排泄物や血液等には微量の放射能汚染があるため、皮膚や衣服に付着した時は流水で洗い流してください)
  • 投与後1年間は患者情報カードを携帯していただく義務があります。病院にかかる場合は必ず提示していただく義務があります。
  • 投与後2年間は避妊をしてください。
  • 1年間は授乳を禁止してください。

さらに詳しく知りたい方は日本メジフィジックス株式会社サイトへ(外部サイト)»

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