02 くも膜下出血
病状
突然の頭痛で発症した男性。くも膜下出血を発症していたが、比較的軽症(出血の程度が軽い)であるために、救急車ではなく自ら頭痛で来院した。
手術方法と結果
脳動脈瘤は完全に塞栓される。

マイクロカテーテルが脳動脈瘤内に誘導された直後の造影写真。

1本目のコイルが脳動脈瘤内に充填された直後の脳血管造影写真。
広いネック、いびつな形、大きな脳動脈瘤であるが、理想的なコイル挿入ができている。

2本目のコイルが脳動脈瘤内に充填された直後の脳血管造影写真。

コイル塞栓術終了時、脳動脈瘤内に誘導された直後の脳血管造影写真。

脳動脈瘤コイル塞栓術終了時の脳血管造影写真。脳動脈瘤は完全に閉塞されている。
患者様のその後
約3週間で神経脱落症状なく元気に退院した。
術後2年半を経過して著変なく経過良好である。