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Disease

疾患情報

TOP / 疾患情報 / 診療科 / 泌尿器科 / 前立腺肥大症

症状について

前立腺肥大症では、肥大した前立腺により、尿道と膀胱に負担がかかり、以下のような症状が現れます。

  • 排尿の回数が増える
  • 突然強い尿意を感じ、失禁しそうになる
  • 尿意はあるのに尿がなかなか出てこない、または出すのに力を要する
  • 排尿の勢いが弱い、または途中で途切れる
  • 排尿し終えたのにまだ尿が残っているような感覚がある

検査について

  • 腎・膀胱超音波検査
  • 尿流量測定検査
  • 前立腺触診 など

治療について

男性の排尿障害 前立腺肥大症については、薬物治療から開始し、治療無効症例に対しては経尿道的前立腺核出術を行っています。
この方法は従来の経尿道的前立腺切除術よりも、術中の出血量、術後の腺腫再発率が有意に低いとされています。

また当院では前立腺肥大症に行う外科的手術でより侵襲性が低い手術、経尿道的水蒸気治療(WAVE治療)を行っております。


京都市内では初のWAVE治療装置のRezumを導入しております。

WAVE治療とは(WaterVaporEnergyTherapy:経尿道的水蒸気治療)前立腺肥大症のための治療方法で、肥大した部分に水蒸気を注入し、水蒸気の熱を利用して前立腺を退縮させる低侵襲な治療方法です。
前立腺内に送り込まれる水蒸気は103℃ですが、体温で冷やされ水に戻ります。この時、発せられる熱エネルギーが肥大組織に影響し、細胞を壊します。壊死した細胞が1-3ヶ月かけて自然に体内に吸収されることで、前立腺肥大症の症状を和らげます。

WAVE治療の特徴

  1. 手術時間10分未満
  2. 有害事象が軽微で性機能への影響が他の手術と比べ少ない
  3. 治療効果発現までは時間を要する

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