退院するにあたって求められるのは「排尿の自立」です。排尿ケアチームでは、多職種と排尿ケア介入患者さんのカンファレンスを行い排尿の自立に向けて活動しています。また、月1回チーム会の時には職員の知識向上に向け柴田医師による排尿に関する勉強会を開催しています。
活動内容
- 排尿ケアチーム会・勉強会(1回/月)
- カンファレンス(毎週水曜日)
- 院内勉強会開催
構成メンバー
医師:柴田医師
オブザーバー:金海副看護部長
委員長:Ns中村(脳卒中リハビリテーション看護認定看護師)
各病棟看護師1名
セラピスト1名
排尿ケアでは、膀胱留置カテーテル抜去後に尿失禁や尿閉等の下部尿路機能障害が出現している患者さんや膀胱留置カテーテル抜去後に下部尿機能障害路が見込まれる患者さんを選定し介入しています。
カンファレンスでは、排尿ケア介入患者さん(膀胱留置カテーテル抜去後の残尿が100ml以上続く患者さん)の排尿計画書や排尿日誌をもとに排尿状況を確認して、介入の継続が必要かどうかや継続の患者さんに対して今後の対応策等を検討しています。「排尿の自立」ができるようになるにはADL向上が必要です。膀胱留置カテーテルの抜去のタイミングもありますが、排尿姿勢がとれるようになるのかどうかもセラピストからの情報をもとに安静度の検討をしたりしています。早期の排尿ケア介入に向けて今後も活動していきたいと思います。