MRI検査の注意事項
MRIは、高磁場内において特定周波数の電波を照射し、生体内の核磁気共鳴現象を画像化する検査です。原理的に体内外の金属類により偽像が発生します。さらに磁性体の動き、金属の発熱、電子機器の誤作動により、危険を伴うことがあります。
体内に以下のものが入っている方は検査できません
- 心臓ペースメーカー
- 強磁性体脳動脈瘤クリップ
- ぺーシングワイヤ、深部脳刺激装置
- 人工内耳
- 眼窩内、頭蓋内、脊柱管内の強磁性体(銃弾など)
- 義眼(磁石固定タイプ)
体内に以下のものが入っている方は、主治医に確認する必要があります
- 人工心臓弁
- 血管内コイル・ステント・フィルタ
- シャントチューブ
- クリップ
- ワイヤ
- 整形外科装具
検査前に外していただく必要のあるもの
- カラーコンタクトレンズ
- アイメーク(マスカラ)
- ヒートテック素材の肌着
- 薬剤浸透絆創膏
- 入れ歯
検査室に持ち込めないもの
- 時計
- 補聴器
- 携帯電話
- アクセサリー類
- 磁気カード類
- 金属類
その他の注意事項
- 化粧は控えめにしていただくようお願い致します。
- 刺青・アートメークのある方は、検査前に同意書の記入が必要です。
- 妊娠15週未満の胎児に関しては、安全性が実証されていません。
- 閉所恐怖症の方は、検査が困難になる可能性が高いです。