症状について
早期ではほぼ無症状です。腫瘍がある程度の大きさになると、目で見てわかるレベルの血尿が認められたり、頻尿、排尿痛や残尿感など、膀胱炎と似た症状が出たりすることがあります。
検査について
- 尿検査
- 尿細胞診
- 膀胱鏡検査
- 腎・膀胱超音波検査
- CT検査
- MRI検査
治療について
早期の膀胱癌に対しての治療は、内視鏡的に腫瘍を切除する、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)が中心となります。腫瘍が浸潤傾向であったり、他の部位へ転移を伴う進行性の場合には、患者さんの生活の質を考慮したうえで手術・放射線・化学療法などを集学的に行います。化学療法抵抗性に至った場合には、免疫チェックポイント阻害薬の導入も行っております。