症状について
早期の前立腺癌は、多くの場合自覚症状がありません。排尿困難(おしっこが出にくい)や頻尿(おしっこの回数が多い)などの症状は、前立腺癌が局所進行した際にみられることはありますが、多くの場合はむしろ併存する前立腺肥大症の症状であることが多いです。癌が進行すると骨やリンパ節などへ転移し、骨転移の場合には腰痛などの症状を自覚することがあります。
検査について
- 直腸指診
- 経直腸的前立腺超音波検査
- 血液検査(腫瘍マーカー:PSA)
- 前立腺MRI検査
- 前立腺針生検
治療について
手術療法を希望される方には他院との連携を行っています。進行前立腺癌に対しては、エビデンスに基づき新規ホルモン剤併用も行い、ホルモン抵抗性の際には抗がん剤治療も行っています。