蘇生会総合病院では、インスリンを使用していない方を含め、選定療養としてDexcom G7を用いた持続血糖測定(CGM)をご利用いただけます。
持続血糖測定(CGM)とは?

CGMは、専用のセンサーを腕に装着することで、間質液中のブドウ糖濃度を連続的に測定し、血糖値の推移をリアルタイムに把握できる医療機器です。
CGM導入のメリット

- 食事、運動、睡眠などの生活習慣が血糖値に与える影響を”見える化”できます。
- 医師は、より詳細なデータに基づき、患者様一人ひとりに合わせたテーラーメイドの治療計画を立てることができます。
- リアルタイムの血糖値データやアラート機能により、低血糖や高血糖の早期発見・予防につながります。
- 指先穿刺の回数が減り、ストレス軽減につながります。
対象者
インスリン非使用の2型糖尿病、食後高血糖の評価、健診で血糖高値を指摘された方、治療変更前後の評価など
機種

Dexcom G7(10日間使用)。原則、患者さまのスマートフォンに専用アプリを導入しご利用いただきます。
費用
センサー1個(10日間):5,000円(税込)。リーダー機器は使用しません。
選定療養におけるCGM費用について
Dexcom G7の機器(センサー)の費用は、保険診療の対象外となり、全額自己負担となります。これは「選定療養」として位置づけられており、保険診療との併用が認められています。 当院では、Dexcom G7センサーを1個あたり5,000円(税込)でご提供いたします。 診察料、CGM解析料など、CGMに関わる一連の医療行為については、通常の保険診療としてお支払いいただきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 保険診療との関係は?
A. 通常の診療は保険のままです。CGM費用のみ選定療養として自己負担となります。
Q2. 何回でも利用できますか?
A. 医師の判断のもと、必要に応じて繰り返し可能です。
Q3. データは共有できますか?
A. アプリの共有機能により、医師とデータ共有が可能です。
Q4. どんなスマートフォンでもできますか?
A. 利用できない機種があります。ご相談ください。 また、アプリを入れる容量がある程度必要となります。
ご相談・お問い合わせ
ご希望の方、詳細を知りたい方は、まずは医師までご相談ください。