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基本情報

当センターの理念、目標

蘇生会総合病院ロボット手術センターの目的は最新の低侵襲な医療を地域の患者様に安全に届けることです。

蘇生会総合病院は2026年度からDavinci Xiによるロボット支援下手術を開始しました。2026年6月現在、胃がん、大腸がん、鼠径ヘルニア、前立腺がんの患者様に対してロボット支援下手術を提案させていただきます。当院には学会が指定する3名のロボット支援手術プロクターが在籍しており、ロボット手術に関するご相談を受け付けております。肝胆膵手術に関してはロボット手術導入に向けて準備中です。

詳しく知りたい方は、それぞれの担当医の予約を取得していただきご相談ください。

    ロボット手術は外科医一人で行うことはできません。外科医、麻酔科医師、看護師、臨床工学技士、そしてわれわれ医療従事者をサポートしてくださる各種メーカーなど、チーム医療をもって患者様に安全な医療を届けることができます。

    ロボット手術センタースタッフ

    当センターの医師はロボット手術の豊富な経験を有しますが全ての患者様にロボット手術を提案することはございません。病状によっては、手術ではなく抗がん剤の治療が適する場合や開腹手術が適する場合があるからです。

    我々はそれぞれの患者様の病態に応じて適切で安全な医療を提供することが大切であると考えております。

    ロボット手術に関する詳細をお聞きになりたい方は各診療科でご相談ください。

    ロボット手術センター医師(外科)

    庾 賢(胃がん、大腸がん)

    ロボット手術センター医師(泌尿器科)

    林 信希(前立腺がん)

    ロボット手術センター医師(泌尿器科)

    柴田 薫行

    ロボット手術センター医師(外科)

    土師 誠二

    ロボット手術センター医師(泌尿器科)

    大畠 慶直

    当センターで使用するロボット「Davinci Xi」について

    ロボット支援下手術はロボットを使用しますが、AIなどロボットそのものが手術するわけではありません。あくまでも医師が操作することによって手術が行われます。ロボットを操作するためにはメーカーが定めた一定の基準を満たす必要があります。(運転免許のようなものです。)

    当センターではこれに加え、内視鏡外科学会や肝胆膵外科学会が認定するロボット手術指導医が執刀いたしますので安心して手術を受けていただくことができます。これまでの腹腔鏡手術と同様に、小さな傷で(整容性がよく)、身体に与えるダメージが少なく(低侵襲であり)、早期の回復を期待することができます。特に胃がんに対するロボット手術は腹腔鏡手術に比べて術後合併症の少なさが科学的に証明されております。その他前立腺がんや大腸がんでもその優位性が示されております。

    Davinci Xiは従来の手術機器に比較して以下の3点で特に優れていると言われております。

    3つの特徴

    術者のモニターには高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像が映し出されます。

    人間の手より大きな可動域を有し、より低侵襲な手術が可能になります。

    手術は緊張の連続です。過度に力が入る場面でもロボットによって、手ブレを防止します。

    消化器外科

    胃がん、大腸がん

    ロボット手術が第一選択

    当科では胃がん、大腸がんの患者様に対しては基本的にはロボット支援下手術を提案させていただきます*。ロボット支援下手術の利点は術後疼痛の少なさや術後合併症の少なさにあります。一方で手術難易度の高さや、手術時間の延長などの欠点があります。これらの欠点は術者の経験や技量によって克服可能です。当科では内視鏡外科学会、肝胆膵外科学会が認定するロボット支援下プロクターが2名(庾、大畠)在籍しております。庾、大畠は豊富なロボット手術の執刀経験を有しており、安心して手術をお受けいただけます。

    ロボット手術までお待たせしません

    ロボット手術は安全で低侵襲であり、その利点から消化器外科のみならず泌尿器科、呼吸器外科、婦人科、その他でも適応疾患が増加しております。そのため手術まで長い待機時間を要する事があるようですが、当科ではロボット手術を受けていただくまでお待たせしません。一日でも早く治療を受けたいお気持ちがあると思います。一度当科にご相談ください。

    鼠径ヘルニア

    鼠径ヘルニアもロボット手術の適応です。2026年6月から鼠径ヘルニアもロボット手術の適応になりました。

    ロボット手術をご希望の場合は当科にご相談ください。

    お待たせしません。

    泌尿器科

    前立腺がん

    転移を伴わない前立腺がんにはロボット手術を第一選択として提案します

    当科では前立腺癌と診断され、手術適応のある患者様に対して、基本的にはロボット支援下前立腺全摘除術(RARP)をご提案しています。

    お腹に1〜2cm程度の小さな穴を6か所あけ、ロボットアームとカメラを挿入して手術を行います。この小さな傷から手術を行うため、出血や痛みが少なく、回復も早いのが特徴です。

    ロボットの拡大視野と精密な操作により、神経や血管を温存しやすく、尿もれや性機能への影響も最小限に抑えられます。通常、入院期間は1週間程度で、早期に普段の生活へ戻ることが可能です。

    RARPが患者さまにもたらすメリット

    出血量が少ない

    輸血リスクを低減し、高齢の患者さまにも対応しやすい低侵襲術式です。

    痛みが少ない

    小さな傷(数カ所のポート孔)で行うため、従来の開腹手術に比べて術後の痛みが少ないです。

    機能温存

    3次元の拡大立体視とロボットアームの精密な動きにより、神経や血管を傷つけにくく、尿もれ(尿失禁)や性機能の回復に優れています。

    早期回復・早期退院

    術前より骨盤底筋訓練などのリハビリを開始し早期離床・早期退院が可能です。

    当科の術者は国内のロボット支援手術トレーニングプログラムを修了しており、安全な手術をお受けいただける体制を整えています。

    当科では患者様のご希望をふまえて、手術、放射線治療、ホルモン療法、経過観察といった治療法の中から、最適な治療法を一緒に考えていきます。

    お気軽にご相談ください。

    よくある質問

    Q:ロボット手術はロボットが手術するのですか?

    いいえ。あくまで医師が操作するロボットアームによって手術が行われます。ロボットは医師の操作に従って、人間よりも正確で繊細な動きを可能にします。

    Q:ロボット手術を受けるまでに長い待機時間がありますか?

    当センターでは2026年4月に稼働を開始したばかりなので、手術予定に余裕があります。手術までお待たせしないことが重要であると考えているので、最短で1週間、最長でも3週間程度でロボット手術を受けていただく事が可能です。

    Q:ロボット手術にかかる費用は高額ですか?

    胃がん、大腸がん、鼠径ヘルニア、前立腺がんに対するロボット手術は保険適応ですので年齢や所得に応じて1〜3割を自己負担していただき、残りは健康保険が負担する仕組みです。一般的な手術と同じ制度です。

    Q:胃がん、大腸がん、鼠径ヘルニア、前立腺がん以外の疾患はロボット手術の適応外ですか?

    当院では現時点(2026年6月)では上記4疾患のみです。今後肝臓がんや膵がんに対して適応を拡大する予定です。

    Q:自宅が遠方ですが、治療を受けることはできますか?

    もちろん受けていただけます。ご留意いただきたいのは術後定期的な通院が必要になることがありますので、通いやすい医療機関をおすすめすることがあります。

    Q:他院で診断を受けました。ロボット手術の相談はできますか?

    もちろん可能です。診断を受けた医療機関で紹介状を準備いただき、ご持参ください。

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