症状について
近視人口は年々増えてきており、2050年には全世界人口の半数が近視となり、それに伴って強度近視人口も約1割となる可能性が高いといわれています。強度近視になると網脈絡膜委縮、黄斑変性症、緑内障、網膜剥離などの病気につながるリスクが高くなるため、強度近視にならないためにもできれば近視を抑制したいものです。
治療について
当院で行っているオルソケラトロジーと低濃度アトロピン点眼(自由診療)も近視抑制効果があります。
近視抑制や未来の眼の健康のために何よりも大事なことは、1日2時間、少なくとも1時間以上の外遊び(日光を浴びること)、スマートフォンやタブレットなどの画面から30cm以上離すこと、30分に1回20秒以上遠方を見る習慣をつけること(30分以上見続けないこと)です。