RI検査（核医学検査）

RI検査とは、ごく微量の放射線（主にγ線）を出す製剤（放射性医薬品）を体内に投与し、体内での動きを専用のカメラ（ガンマカメラ）で捉えて画像化し、視覚評価や様々な処理を施して多用な情報を得ることで診断に役立てる検査です。

RI検査に使用される放射性医薬品は薬理作用がなく、また含まれる放射性物質は短半減期の物質で、且つごく微量です。投与した製剤は速やかに体内から排泄されるので、放射線による人体への影響は殆どありません。

当院で行われている主な検査

脳血流シンチは脳血流のわずかな変化を見つけるための検査です。脳梗塞、認知症などの病気の診断に有効です。

パーキンソン病、アルツハイマー病、レビー小体型認知症の診断に有効です。

心臓の血流や代謝を調べたりして心筋梗塞など、心臓疾患の診断に利用します。

骨の異常を見つけるための検査です。がんの骨転移、骨折等を調べることができます。